(ナビタイムジャパン寄稿文)
働き方改革が推進されている昨今、あらゆる業務においてITの利用が加速しています。
そのような中、トラックの配送、タクシー、営業支援など様々な業務で利用されているのが「ナビタイム」のナビゲーションサービスです。
「多様な移動手段に対応した最適なルート」「データの鮮度・品質」がプロユースで高く評価されている「ナビタイム」。
その技術をAPIとして利用できる「ナビタイム」のAPIについて、なぜ選ばれているのか、どういう活用ができるのか、詳しく見ていきましょう。
Table of Contents
そもそも「ナビタイム」とは?
ナビタイムジャパンでは、これまで多様な移動手段を組み合わせ、最適なルートを計算する世界初のナビゲーション技術「トータルナビ®」をコア技術とし、様々なサービス提供を行ってきました。
『NAVITIME』『カーナビタイム』をはじめとする個人ユーザー向けの各種ナビゲーションサービスは、現在実に月間約5,100万人のユーザー(※)にご利用頂いており、多くの方の移動を支援しています。
(※2018年9月時点。各サービスの合計ユニークユーザー)
「ナビタイム」のAPI
そんなサービスの根幹となるナビゲーション等の技術を、お客様のサービス内に組み込んで活用いただけるよう提供しているのが、「NAVITIME API」です。
例えば、車ルートに関してはルートの質がタクシーやトラックのプロドライバーから評価されており、電車のほか、車や徒歩といった様々な移動手段の検索機能は、不動産や人材系の業務利用で実績が多数あります。
APIには、以下の特長があります。
1)電車、徒歩、車といった様々な移動手段をワンストップで
ナビタイムなら、複数の移動手段の検索をカバーしているため、電車はこの会社、車はこの会社と、バラバラに検討・契約をする必要がありません。
もちろん、世界初の「トータルナビ®」の検索も行えます。
2)多くのユーザーの移動を支える高品質の経路検索技術
例えば、車の場合、ナビタイムのカーナビアプリのドライバーの位置情報ログを使った独自の技術により、新規開通道路などを最短で開通翌日に反映したルートを検索することが可能です。
また、有料道路/高速道路の利用有無、金額の出力など、細かい条件指定や情報の出力ができます。
多くのユーザーの移動を支援してきたからこその機能が多数あります。
NAVITIME API for Rakuten RapidAPIでできること
位置情報や移動に関するサービス・機能開発を検討される際、どこからどういったサービスが出ているか調べたり、何を選択しようか悩まれたりするかもしれません。
そんなときはプロも選ぶ「NAVITIME API」を是非チェックしてみてください。
NAVITIME APIはRakuten RapidAPIにおいて、ルート検索や地図といった位置情報や移動に関連する基本的な機能をずらっとご用意していますので、お役に立てるAPIがきっと見つかると思います。
具体的には以下のAPIがあります。
● NAVITIME Maps:JavaScriptで動作する地図、または地図画像を取得します。
● NAVITIME Geocoding:キーワードや郵便番号から住所情報を取得します。
● NAVITIME Route(totalnavi):公共交通+徒歩でドアtoドアの最適なルートを検索します。
● NAVITIME Route(car):車の最適なルート・料金を検索します。
● NAVITIME Route(bicycle):自転車で通れる最適なルートを検索します。
● NAVITIME Route(walk):徒歩の最適なルートを検索します。
● NAVITIME Reachable:到達可能な地点や駅を検索します。
● NAVITIME Transport:最寄駅の検索などを行うことができます。
NAVITIME API for Rakuten RapidAPIの利用例
各APIを単体で使ったり、複数組み合わせて使ったりと、用途に応じてご活用方法は様々です。
実際に利用されている例をご紹介いたしますので、サービスの開発で活用できそうなものがあれば、一度APIを触ってみてくださいね。
1)不動産 ― 到達可能な物件を検索
物件を選ぶ際に毎日の通勤・通学を考慮して選ぶ方は多いはず。そんなときに、物件紹介サイトや営業の方が利用する業務システムで「学校や会社から30分以内で行ける」物件を探す、といった機能があると便利ですよね。
NAVITIME APIを使えば、指定した時間のほか、乗換回数●回以内といった細かい条件で物件を探す機能を実現できます。サイトの価値向上や営業支援にご活用いただいています。
– 使用API(例):NAVITIME Reachable
2)旅行サイト運営 ― 旅行のルートプランニング
旅行の計画をたてるときに、宿泊施設を含めて1日の移動計画があらかじめ立てられると安心です。
移動にかかる時間は、宿泊施設を決める際の参考にもなるのではないでしょうか。
NAVITIME APIでは、複数の経由地を指定して最適な移動ルートを検索することができるため、旅行サイト内にルートプランニング機能を作り、サイトの付加価値を向上させることができます。
– 使用API(例):NAVITIME Route(totalnavi), NAVITIME Route(car)
3)人材会社 ― 従業員の交通費計算
多くの従業員を抱える人材系の企業様では特に、交通費精算の申請、承認、経理部門の確認の手間が課題になることが多いです。
また、最近では車通勤の方への交通費支給を検討される会社もあり、電車の運賃・定期代のほか、車の移動距離や高速料金を確認するためにNAVITIME APIが使われています。
– 使用API(例):NAVITIME Route(totalnavi), NAVITIME Route(car)
4)ECサイト運営 ― 郵便番号からの住所補完
サイト上で住所を入力する際に、郵便番号から自動的に住所を補完してくれる機能、ECサイト等でよく見かけますよね。ユーザーの入力の手間を省くことで、購買意欲を下げずに購入につなげることができます。
– 使用API(例):NAVITIME Geocoding
業務の効率化、サービスの価値向上を目指そう!
プロユースで評価されるNAVITIME APIを使うことで、これまでかかっていた無駄な時間を省き有益な時間の創出につなげるほか、サービスの価値向上で収益の増加を実現します。
ナビゲーション技術を活用した開発に取り組んでみてはいかがでしょうか?
◆セミナーのご案内
働き方改革の中でのAPI活用について、以下のセミナーを実施いたします。
ご興味があれば是非お申込みください。
● テーマ:「リモートワーク時代のAPI活用 ~これからの働き方においてなぜAPIマーケットが重要か?~」
● 日時:2020年9月15日(火) 14:00~15:00
● 登壇者:株式会社ナビタイムジャパン ソリューション事業 事業部長 鈴木 祐介氏
楽天コミュニケーションズ株式会社 ビジネス開発部 知念 正樹氏
● セミナー形式:オンライン
● お申込み:https://api-sdk.navitime.co.jp/event/2020/0915
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